JJPlus社とEfficient Power Conversion (EPC) 社は、無線充電の革新的な設計のための共同設計を行うと発表しました。
台湾JJPlus社とエフィシエント・パワー・コンバージョン社(EPC:Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は2016年10月25日、AirFuel™アライアンスの共鳴無線充電規格を採用するという最近発表された台湾のワイヤレス・パワー標準化団体の発表に対応するため、GaNベースのワイヤレス・パワー・ソリューションを設計するために協業すると発表しました。これらの設計は、台湾をはじめ、世界的な無線充電システム向けのアプリケーションに対応することになります。
業界のリーダーによる世界的なコンソーシアムであるAirFuel™アライアンスは、ワイヤレス・パワー技術を可能にし、採用を加速させることに注力しており、AirFuelの共鳴技術規格の導入を通じて台湾の無線充電のエコシステムを確立するために、最近、台湾情報通信標準化協会(TAICS:Taiwan Association of Information and Communication Standards)と覚書を締結しました。
JJPlus社のゼネラル・マネージャーであるJeff Shu氏は、「革新的なワイヤレス・パワー・ソリューションの設計と実装でEPC社と提携したことを大変喜んでいます。私たちの協業は、コーヒー・ショップ、空港、ホテルで、公衆無線充電スポットの立ち上げを主導するTAICS/ AirFuelを直接サポートします。EPC社の主導的な窒化ガリウム技術を採用し、この急成長している市場でのリーダーシップを取るために、米Witricity社と緊密に連携しているエキスパート・チームと仕事ができることを楽しみにしています」と述べました。
EPC社のCEO(最高経営責任者)で共同創立者のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は、「私たちのeGaN技術は、3年以上にわたって、世界中のビジネス・パートナや顧客と、無線充電市場の発展を支援してきました。JJPlus社は、顧客の設計ソリューションが市場をリードするソリューションとして役立つための技術ノウハウ、誠実さ、専門知識を持つ他に類を見ないチームです。台湾の無線充電エコシステムにAirFuelの共鳴技術を導入することによって、無線充電アプリケーションの採用が一段と加速し、さらに、GaNパワー市場全体の拡大に拍車をかけるでしょう」と述べています。
JJPlus社について
台湾で2004年に設立されたJJPlus社は、工業品質で大電力のWIFIソリューションの設計と製造の企業です。この会社は、RF/マイクロ波が組み込まれた製品の開発、製造、サービスに焦点を当てた2つのベテラン企業グループによってサポートされ、従業員は250人以上です。台湾に設計センターと製造拠点を持っています。同社の顧客は、世界中(米国、欧州、アジア、中東)の無線およびネットワーク・システムのインテグレータです。
EPCについて
EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウムに基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。EPCは、最高のシリコン・パワーMOSFETよりも何倍も優れたデバイス特性を備えたエンハンスメント・モード窒化ガリウム・オン・シリコン(eGaN)FETを初めて製品化しました。DC-DCコンバータ、 ワイヤレス・パワー伝送、 包絡線追跡、RF伝送、パワー・インバータ、リモート・センシング技術(LiDAR)、 D級オーディオ・アンプ などの用途で、パワーMOSFETを置き換えられます。
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eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です。