Zhang博士は、包絡線追跡の設計のベンチマークを作成し、高周波、高性能の電力変換システムにeGaN® FETを利用する顧客を支援します。
Eエフィシエント・パワー・コンバージョン社(EPC:Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は2016年1月11日、Yuanzhe Zhang博士がアプリケーション・エンジニアリング部門のディレクタとしてEPC社のエンジニアリング・チームに参加すると発表しました。
Zhang博士は、EPC社のアプリケーション・チームの一員として、4G、LTE、および5Gの無線インフラ向けに最先端の包絡線追跡システムを設計し、窒化ガリウム・トランジスタを利用することの利点を実証することに注力します。これらのアプリケーションにおけるZhang博士の研究と経験は、高性能eGaN FETを利用する顧客の設計を加速するために、顧客と共有されます。同氏の設計は、MOSFETやLDMOSを超えるGaNトランジスタの優れた性能を実証するでしょう。
「これは、eGaN技術ベースのソリューションを設計する顧客とのパートナーシップに焦点を当てた当社の継続的な努力の一環です。当社は、チームの人員の増加によって、窒化ガリウム技術を利用する各顧客の革新的な開発をサポートしています。通信インフラの包絡線追跡のような急速に成長しているアプリケーションにおいて、全速力で突き進んでいるこの時期に、Yuanzhe Zhang博士が加わることを大いに喜んでいます」と、EPC社の共同創立者でCEO(最高経営責任者)のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は述べています。
Zhang博士は、米コロラド大学ボルダー校で電気工学の博士号を取得し、中国の杭州市の浙江大学で学士号を取得しました。博士号の研究中に、通信インフラ向けの超高速DC-DCコンバータや包絡線追跡電源にGaNトランジスタを利用して、数本の論文を発表しました。
EPCについて
EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウムに基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。EPCは、最高のシリコン・パワーMOSFETよりも何倍も優れたデバイス特性を備えたエンハンスメント・モード窒化ガリウム・オン・シリコン(eGaN)FETを初めて製品化しました。DC-DCコンバータ、 ワイヤレス・パワー伝送、 包絡線追跡、RF伝送、パワー・インバータ、リモート・センシング技術(LiDAR)、 D級オーディオ・アンプ などの用途で、パワーMOSFETを置き換えられます。
報道関係の問い合わせ先
Efficient Power Conversion Corporation:Joe Engle、310.986.0350、[email protected]
eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です。