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台湾の技術標準化機関、AirFuelアライアンスの共振無線充電規格の導入を発表

台湾の技術標準化機関、AirFuelアライアンスの共振無線充電規格の導入を発表

出展:AirFuelアライアンス

ワイヤレス・パワー技術の採用を可能にし、加速させることに焦点を当てた業界リーダーの世界的なコンソーシアムAirFuel™アライアンスは、AirFuelの共振技術規格を導入して、台湾における無線充電のエコシステムを確立するため、台湾情報通信標準化協会(TAICS:Taiwan Association of Information and Communication Standards)との合意書に調印しました。

AirFuel主導のエコシステムは、AirFuel共振規格と統合ネットワークによって、さまざまな公共の場所、すなわち喫茶店から空港やホテルまで相互運用可能な無線充電オプションを使って、消費者や企業をサポートすることができます。AirFuelアライアンスのチェアマンであるRon Resnick氏は、「TAICS は、台湾の無線充電エコシステムにAirFuelの共振技術を導入することによって、世界的な革新者として、さらには、無線による給電開発のリーダーとしての台湾を確立しています」と述べています。

TAICS/AirFuelの合意は、台湾HTC社の桃園市工場で開催された半日の業界イベント中に、AirFuelアライアンスの理事Sanjay Gupta氏とTAICS TMCチェアマンのChris Kao氏との間で正式に署名されました。このイベントでは、桃園市全域にわたる公共の共振充電スポットや、ノート・パソコンを無線充電する世界初の共振システムを含む、新しいAirFuel無線充電機器やアプリケーションの立ち上げを目玉にしていました。

AirFuelの共振規格に基づく無線充電では、複数のデバイスを、空間的な自由度を持った上で、より長い距離にわたって同時に充電することができます。例えば、複数の電話機とノート・パソコンを机の上に置いて、机の下に取り付けられた単一の充電プラットフォームで、すべてを充電することができます。これによって、消費者、そして企業も、これまでできなかった柔軟性と移動性を得ることができます。

AirFuelアライアンスについて

AirFuelアライアンスは、業界で最高の誘導、共振、および将来の無線充電技術に基づいた世界的な無線充電エコシステムの構築に専念する組織です。AirFuelアライアンスの使命は、世界市場に相互運用可能な製品の多様な基盤を導入し、消費者に最高の無線充電体験を提供することです。さらに、このアライアンスは、ある距離を置いて給電するRF、超音波、レーザーなど、将来の非磁気技術にも取り組み続けています。

この組織のメンバーは、技術や民生用電子機器の主要な企業170社で構成され、理事会社は、米AT&T社、米ブロードコム社、米デル社、米デュラセル社、米Flex社、米Gill Electronics社、米Integrated Device Technology社、台湾MediaTek社、米オン・セミコンダクター社、イスラエルのパワーマット・テクノロジーズ社、米クアルコム社、韓国サムスン電子、韓国サムスン電機、米セムテック社、米スターバックス社、米WiTricity社です。

詳細について:米Witricity社のプレス・リリース