EPC91200:40 ARMSの3相モーター駆動用インバータ評価基板
デモ・ボードのEPC91200は、96 Vバッテリー向けの最大オン抵抗RDS(on)が3 mΩ、最大デバイス電圧150 VのEPC2305(eGaN FET)を搭載した3相BLDCモーター駆動用インバータ基板です。
EPC91200は、最大出力電流60 Apk(40 ARMS)を供給できます。この基板は、モーター駆動用途で最大150 kHzのPWM(パルス幅変調)スイッチング周波数をサポートします
EPC91200には、ゲート・ドライバ、ハウスキーピング電源用の安定化補助電源レール、電圧検出、温度検出、正確な電流検出、保護機能など、完全なモーター駆動用インバータをサポートするために必要なすべての重要な機能回路が含まれています。
EPC91200は、さまざまなメーカーがサポートする互換性のある各種のコントローラと連携し、迅速な開発のために既存の資源を活用して、モーター駆動用インバータとして素早く構成できます。
EPC91200には、コントローラ基板のEPC9147Eも1枚付属しています。
特徴
- 30 V~130 Vの広い入力直流電圧範囲を持つEPC2305(GaN FET)ベースの3相インバータ
- 面積:L×W=130 mm×100 mm(コネクタ含む)
- 低歪みのスイッチングによって、モーターの音響放射を低く抑え、トルク・リップルを低減
- モーター駆動向けに最適化された10 V/ns以下のdv/dt
- 電流検出、電圧検出、温度モニター回路
- 保護機能:過電流および入力電源の低電圧ロックアウトなど
- 2種類の電圧レベルの選択オプションを備えたモーター駆動用途のシャフト・エンコーダ/ホール・センサーのインタフェース・コネクタ
アプリケーション
- BLDCモーター駆動
- 96 Vのバッテリー用途
- 電動工具
- フォークリフト