ピーク電流35 Aの3相モーター駆動用インバータ評価基板
評価基板のEPC9196は、150 Vのバッテリー向けのGaN FET 11のEPC2304(最大オン抵抗RDS(on)が5.0 mΩ、最大デバイス電圧200 V)を搭載した3相BLDCモーター駆動用インバータ基板です。EPC9196は、35 Apk(25 ARMS)の最大出力電流を供給できます。この基板は、モーター駆動用途において最大150 kHzのPWM(パルス幅変調)スイッチング周波数をサポートします。
EPC9196には、ハウスキーピング電源用の安定化した補助電源レール、電圧と温度の検出、正確な電流検出、保護機能など完全なモーター駆動用インバータをサポートするために必要なすべての重要な機能回路が含まれています。
EPC9196は、さまざまなメーカーがサポートする互換性のある各種コントローラと連携して、迅速な開発のために既存のリソースを活用し、モーター駆動用インバータとして素早く構成できます。
機能
- 3相インバータ・ベースで、30 V~170 Vの広い入力直流電圧範囲に対応
- 面積:長さ×幅=130×100mm(コネクタを含む)
- 低歪みのスイッチングによって、モーターの騒音を低く抑え、トルク・リップルを低減
- dv/dtは10 V/ns以下のモーター駆動に最適化
- 高い精度と帯域幅の全電流検出
- 全相電圧検出
- 駆動回路への直流電源の電圧検出
- EPC9196の主電源から供給される各種回路および外部コントローラ用のハウスキーピング電源
- 温度監視回路
- 保護機能:過電流および入力電圧の低電圧ロックアウト
- オプションで2つの電圧レベルを選択できるモーター駆動用途向けのシャフト・エンコーダ/ホール・センサーのインタフェース・コネクタn