EPCは、民生用電子機器の世界最大の見本市CESにおいて、専用のホスピタリティー・スイート・ルームを用意し、自動運転車、電源コードのない未来の家、コネクテッド・カー(インターネットに接続されたクルマ)、ピル(錠剤)内にX線システムを内蔵した非侵襲大腸内視鏡などの中に搭載されたGaNが、いかに中核となる技術であるかを示す展示を行います。
エフィシエント・パワー・コンバージョン社(EPC:Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は2016年12月28日、米国ネバダ州ラスベガスで1月5日〜8日に開催されるCES(Consumer Electronics Show)において、Mandalay Bayホテルにホスピタリティー用スイート・ルームを用意すると発表しました。
このスイート・ルームには、eGaN FETとICによって可能になるエンド・ユーザー向けアプリケーション機器、および、EPCの窒化ガリウム(GaN)製品と開発基板を展示します。家やクルマの中に備えられ、私たちの生活を変えているエンド・ユーザー向けのデモ機器について話し合うために、EPCのエキスパートがお待ちしています。例えば、家具に埋め込まれたワイヤレス・パワー・システムや、無線で電力供給され、電源コードがないLED(発光ダイオード)大画面テレビによって、将来の家庭で、どのように無線で電力供給されるかを示します。さらに、小型X線システムを内蔵した摂取可能なピルによって、パージング(洗浄)や侵襲的な処置を必要とせずに、どのように大腸内視鏡検査をするかを示します。自動運転車の中核となる技術を実証するリアルタイムの3次元 LiDAR(光による検出と距離の測定)イメージ・センサー・システムでは、GaNの高速性が画像の位置情報や解像度を、いかに大きく向上させるかに焦点を当てています。
また、AirFuelアライアンスの展示ブース(Tech West、Sands Expo、レベル2、ホールA-D、ブース番号41139)において、EPCは、AirFuel規格の33 W、クラス4/カテゴリー4の無線充電システムにeGaNデバイスを利用するデモを実施する予定です。このクラス4システムでは、タブレット端末と携帯電話のハンドセットを同時に充電できることを示します。加えて、受電機器で使われた規格によらず、機器を充電できるeGaNベースのマルチモード無線充電伝送システムをAirFuelブースで展示します。
イベント中に、EPCのアプリケーションのエキスパートたちとのミーティングを希望するCESの参加者は、EPCの顧客スイート・ルーム内で特別な会議を設定できます。希望する方は、http://epc-co.com/epc/Contact/RequestMeeting.aspxにリクエストを送信してください。
EPCについて
EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウムに基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。EPCは、最高のシリコン・パワーMOSFETよりも何倍も優れたデバイス特性を備えたエンハンスメント・モード窒化ガリウム・オン・シリコン(eGaN)FETを初めて製品化しました。DC-DCコンバータ、 ワイヤレス・パワー伝送、 包絡線追跡、RF伝送、パワー・インバータ、リモート・センシング技術(LiDAR)、 D級オーディオ・アンプ などの用途で、パワーMOSFETを置き換えられます。
報道関係の問い合わせ先
Efficient Power Conversion Corporation:Joe Engle、310.986.0350、[email protected]
eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です。