EPCは、中国の西安で5月17日〜19日に開催されるWiPDA 2018会議に参加し、中国における2018年のGaNの巡回展示を続けます
エフィシエント・パワー・コンバージョン社(EPC:Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は2018年5月8日、中国の巡回展示の第3回目を西安で実施すると発表しました。当社は、3月に中国の深圳で開催されたAirFuelデベロッパーズ・フォーラムの技術プレゼンテーションでGaNの中国巡回展示 2018を開始しました。次いで、2番目の巡回展示イベントである上海で開催されたSEMI ChinaのPower and Compound Semiconductor International Forumに参加し、CEO(最高経営責任者)の Alex Lidow(アレックス・リドウ)が基調講演を行ないました。3回目として、来たる5月17日~19日に西安のCullinan Huicheng Hotelで開催されるWiPDA Asia IEEEワークショップで、eGaN®デバイスの知識を共有しデモを実施するために技術者たちとのミィーティングを行う予定です。WiPDAの後、6月26日〜28日に上海で開催されるPCIM Asiaが当社の巡回展示の次の会場になります。この会議では、当社のエキスパートたちが、ワイヤレス・パワー伝送や自動運転車用LiDAR(光による検出と距離の測定)におけるGaNデバイスの利用に関する技術プレゼンテーションを行う予定です。
WiPDAで、EPCはワイヤレス・パワー伝送、48 V入力、12 V出力の DC-DC電力変換、自動運転車用LiDARなど、さまざまな最終用途で使われる各種のeGaN® FETとICを展示(ブース番号17)します。このフォーラムは、デバイス科学者、回路設計者、アプリケーション・エンジニアが最新のワイド・バンドギャップ技術の進展、研究成果、開発経験、およびアプリケーションの知識を共有するフォーラムで、アジアで初めて開催されます。
西安交通大学のLaili Wang教授は、「EPCは、ワイド・バンドギャップのパワー・デバイスとアプリケーションの開発に貢献し、2009年以来、窒化ガリウム技術の開発と商業化のリーダーとして活躍しています。5年前には不可能だったLiDAR、ワイヤレス・パワー、DC/DCアプリケーションなど、GaNデバイスを採用した多くの既存のアプリケーションおよび新たに出現したアプリケーションがあります。これらのGaN対応アプリケーションは、より高効率に、より高速に、そして、より高性能になっています」と語っています。
EPCのCEOで共同設立者のAlex Lidowは、「WiPDAは、世界的な知識交換の重要なプラットフォームであり、アジアで初めて中国の西安で開催されます。このフォーラムに参加できることをうれしく思います。当社の目標は、GaN技術の学習曲線を加速するために、GaNのコミュニティをサポートし続けることです」と述べています。
WiPDA Asia 2018フォーラムは、IEEEと、IEEE Power Electronics Society、CPSSが主催し、西安交通大学と西安電子科技大学が運営しています。このフォーラムでは、技術開発と将来動向に関する情報を共有する学界、業界、および研究機関の有力なエキスパートたちが実施するチュートリアル・セッションや基調セッションが予定されています。産学官のエキスパートたちのパネル・セッションもあります(www.wipda-asia.org)。
EPCについて
EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウムに基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。EPCは、最高のシリコン・パワーMOSFETよりも何倍も優れたデバイス特性を備えたエンハンスメント・モード窒化ガリウム・オン・シリコン(eGaN)FETを初めて製品化しました。DC-DCコンバータ、 ワイヤレス・パワー伝送、 包絡線追跡、RF伝送、パワー・インバータ、リモート・センシング技術(LiDAR)、 D級オーディオ・アンプ などの用途で、パワーMOSFETを置き換えられます。
報道関係の問い合わせ先
Efficient Power Conversion Corporation:Joe Engle、310.986.0350、[email protected]
eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です。