EPCのGaNのエキスパートたちは、APEC期間中に、GaN技術の優れた性能が、コンピューティング、通信、イーモビリティなど、多くの業界にわたって電力供給をどのように変革しているかを示すさまざまなデモを展示します。
EPC(Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は3月2日、当社のチームが、3月20日から24日まで、米国ヒューストンで開催されるパワー・エレクトロニクス関連のイベントIEEE Applied Power Electronics Conference and Exposition(APEC 2022)で、複数の技術プレゼンテーションと、窒化ガリウム(GaN)の技術とアプリケーションに関する専門セミナーを開催すると発表しました(詳細なスケジュールは以下を参照)。さらに、ブース番号1307で、さまざまなユーザーの最終製品に採用された最新のeGaN® FETsとICを展示します。
高密度コンピューティングや自動車向けの48 V DC-DC
高密度コンピューティングや自動車の市場は、48 Vバスで連携しており、GaNは、この電圧ノードでの理想的なソリューションです。EPCは、人工知能(AI)や暗号マイニングなど、電力を大量に消費するアプリケーションの高密度コンピューティングのニーズに対応する5000 W/立法インチ(1インチは2.54 cm)の LLC設計によって、最先端の電力密度を実証します。
自動車市場向けには、ブース内のデモで、GaNが2 kWの双方向コンバータを実現可能にし、次世代の
イーモビリティ
GaNベースのモーター駆動によって、倉庫の自律型ロボット、イーモビリティ、ドローンなどのさまざまなアプリケーションで、サイズと重さを削減し、範囲を拡大し、信頼性を高めることができます。ブース1302でEPCは、電動キック・ボ-ドからサーバーのファンや掃除機まで、すべてを駆動できるGaNベースのモーターの例を紹介します。
高速充電
GaNベースのUSB-C PD 3.1高速充電器は、従来のシリコン・ベースの充電器よりも最大40%小型で、2.5倍高速に充電できます。EPCは、GaNがこの大量生産アプリケーションの小型化、高効率化、および優れた熱特性をどのように実現するかを示します。
GaNの集積化
EPCのGaNのエキスパートたちがGaN集積化の最新の進捗状況とロードマップについて話し合うために参加しています。訪問者は、設計サイクルを加速するためのGaN Power Benchで利用可能なウエブベースの設計ツールを使って作業するところをライブで見ることができます。
このイベント中に、EPCのアプリケーションのエキスパートたちとのミーティングに関心のある参加者は、EPCブースでのセッションを予定したり、プライベート・ミーティングのためにカスタマ・スイートでミーティングをしたりすることができます。ミーティングは、calendly.com/epcc/apec-2022で依頼できます。
EPCのエキスパートたちによるeGaN FETと集積回路関連の技術プレゼンテーション:
3月21日(月)
- GaNがBLDCモーター駆動にもたらす驚くべき利点 ―― 設計、性能、冷却、信頼性
セミナー講師:Michael de Rooij、Ph.D.、Marco Palma
スケジュール:午前8時30分~午後12時
3月23日(水)
- GaNの集積化をより大電力、より高速に拡張する:GaN集積化の進捗状況とロードマップの検討
講演者:Alex Lidow(アレックス・リドウ)、Ph.D。
スケジュール:午前8時30分~午前8時55分
- eGaN FETを使った2 kWで48 V入力、12 V出力の自動車用双方向DC-DCコンバータ
講演者:Yuanzhe Zhang、Ph.D.
スケジュール:午後2時55分~午後3時20分
- チップスケール・パッケージ封止GaN FETのプリント回路基板のレイアウトは、電気的性能と熱的性能の両方を最適化
講演者:John Glaser、Ph.D.
スケジュール:午後5時10分~午後5時30分
3月24日(木)
- eGaN FETの熱特性を迅速に推定するためのサーマル・ツール
講演者:Assaad Helou、Ph.D.
スケジュール:午前11時~午前11時25分
- エンハンスメント・モードGaNデバイスにおける動的オン抵抗とエレクトロマイグレーションの理解における最近の進展
講演者:Robert Strittmatter、Ph.D.
スケジュール:午後3時~午後3時25分
EPCについて
EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウム(eGaN®)に基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。eGaN FETと集積回路は、