EPC91116:EPC2203を使った高周波、40 V、17 Aのレーザー・ドライバ
EPC91116は、短い電流パルスでレーザー・ダイオードを駆動することに適したデモ・ボードで、最小パルス幅は5 nsです。10 Aを超えるピーク電流とバス電圧40 Vをサポートします。この高速性能は、EPCの窒化ガリウム・エンハンスメント・モード(eGaN®)FET技術によって実現されています。この基板は、670 pCという非常に低い全ゲート電荷(QG)を備えた超高速eGaNトランジスタである完全に車載品質のEPC2203を搭載しています。このeGaNトランジスタは、定格パルス電流17 A、定格電圧80 V、80 mΩという非常に低いオン抵抗(RDS(on))を備え、0.9×0.9 mmの非常に小さな実装面積を実現しています。
EPC91116基板には、インターポーザ基板EPC9989が付属しており、市販のレーザーを数個搭載するための簡単な手段を提供します。EPC9989は、さまざまなレーザーや負荷に対応するフットプリントを備えた5 mm角の各種分割型インターポーザ基板で構成されています。インターポーザを使うことで、デモ・ボードにさまざまなレーザーやその他の負荷を搭載できます。この基板には、レーザー・ダイオードや負荷が含まれていないため、ユーザー側で用意してください。
特徴
- ナノ秒パルス幅の高速電流パルス生成
- 主要波形の高い帯域幅測定機能を内蔵
- 一般的なパルス発生器やファンクション・ジェネレータとの組み合わせで動作を簡素化するオプションの狭いパルス・ジェネレータ
- 入力パルスは、幅広い論理ファミリーの電圧レベルから供給可能
アプリケーション
- 飛行時間(ToF:Time of flight)測定
- ジェスチャ認識
- ゲーム
- 運転者認識
- ロボット・ビジョン
- 労働安全性
- カメラ・モジュール、ノート・パソコン、スマートフォン向けのVCSELレーザーを使ったToFモジュール
- 昇圧、フライバック、フォワードの各コンバータの制御スイッチ
- E級アンプ